P2PとはPeer
To Peerの略で、コンピュータ同士の関係が対等である事を示す
通常のクライアント/サーバーモデルにおいては、一方のコンピュータがクライアントとなり、他方のサーバーとなるコンピュータに命令を出し、サーバーとなるコンピュータはクライアントの命令を実行し、結果をクライアントに返す。この場合、サーバーにかかる負担がクライアントにかかるそれよりも重い事は容易にわかるだろう。クライアント/サーバーモデルの最もわかりやすい例はインターネットの閲覧である。インターネットでホームページを閲覧する時、閲覧者はクライアントとなってホームページのURLを打ち込み、WWWサーバーはURLの示すページを探してその内容をクライアントに対して返す。これがクライアント/サーバーモデルである。P2Pではコンピュータはクライアントとサーバーの両方の役割を状況に応じて使い分ける事が出来るのである。ここがクライアント/サーバーモデルと異なって2台のコンピュータの関係が対等であるという事がわかるであろう。P2Pモデルの特長は、処理が分散して行われるために負荷が少なく回線が細くても良い点や、匿名性が高いので機密性が高いという点が挙げられる。P2Pの技術が利用されるもので有名なものには後述するWinMX等のファイル交換の分野が挙げられる。
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P2Pのとは
P2PとはPeer To Peerの略で、コンピュータ同士の関係が対等であ
る事を示す...
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>> P2Pの歴史
インターネット黎明期にファイル交換の方法として主に行われたのは、匿名FTPサーバーによるファイル交換であ
る...
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P2Pの問題点
一番はじめに問題として挙げられるのが、著作権違反という問題であ
るWinMXで交換されているファイルの多くが著作権のついた動画や音楽のファイルであ
る...
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リンク集
P2Pサービスのサイト等...
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