平等と幸福の指標−潜在能力アプローチの可能性−
関西学院大学大学院・総合政策研究科1年
石田 祐

e-mail: ishidayu@ksc.kwansei.ac.jp


−概要−
1998年度ノーベル経済学賞受賞のAmartya Senが提唱している潜在能力アプローチの概念が,これまで国民の福祉を表現しているだろうと考えられたGDP指標の福祉の経済的指標としての限界を超え、新たな社会に対応する福祉の評価としての可能性を試みる。潜在能力アプローチは,現実社会における情報的基礎の不完全さを前提に考慮しており,政策を考慮・実施する上で優れているものと考え,最後には,その適用方法を煩雑ながら探る.

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リサーチフェア2002