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公園と遊び場大研究
代表:広川祥子(総合政策学部2年)
基礎演習2の片寄ゼミでは、三田市内の公園調査をしています。また、ゼミを通して私たちはプレーパークなどのさまざまな公園があることも知りました。このような活動や体験を重ねていくうちに、私たちは公園を含めた「子供の遊び場」に興味を持つようになりました。そして、現代の子供は外で遊ばなくなってきているといわれていますが、私たちが思っているよりも、子供たちはどこでもたくましく、創造的に遊んでいるということも知りました。しかし、公園などの子供の遊び場は、犯罪やホームレスなどの問題を抱えています。また、昔に比べて、子供にとって魅力的な遊び場所が少なくなってきているのも事実です。そこで私たちは、もう一度子供にとっての遊び場とは何なのかということを考える必要があると感じました。このポスターでは、子供の遊び場全体について考え、遊び場やその問題点を紹介していきたいと思います。 ディスカッションタイム:12:00-12:30
未来の公園について
代表:山下耕平(総合政策学部2年)
私たちは、公園というテーマのもとで、プレーパークについて発表します。プレーパークとは、「自分の責任で自由に遊ぶ」というモットーのもと、プレーリーダーとボランティアによって運営されているものです。プレーパークは、従来の公園とは異なり、子供たちの持つ欲求や興味をひとつでも多く実現できるように、禁止事項を設けていません。これは、危険があるからこそ自ら注意をするようになり、子供たちの冒険心や挑戦心も伸ばすことが出来るからです。また、少しずつ試してみることによって、自分が出来ることと出来ないことがわかり、一人では出来ないときには仲間と協力することを覚えるようになります。このように、子供たちの自己責任で自由に遊ぶというプレーパークは、新しい公園であるということができます。私たちは今回、プレーパークの歴史と、写真を交えてプレーパークを紹介し、プレーパークを新しい公園として提案したいと思います。 ディスカッションタイム:12:30-13:00
子供の遊び場大研究(三田公園研究)
代表:石浦邦章(総合政策学部2年)
公園のあるべき姿は、ユーザーである地域の子供たちの要求が基本に据えられていなければなりません。そこで私たちは、実際にニュータウン内の児童公園(街区公園)に行き、子 供たちや他の利用者へのヒヤリング、客観的観察、時には子供たちの遊びに参加することで、彼らがその公園をどのように利用しているか、またどう思っているか、どうあってほしいと思っているかを調査しました。私たち学生は、子供から大人への変化の途中にあり、子供の視点と大人の視点を併せ持っています。そのため、公園を純粋に遊び場として見つめることもでき、また管理等の面からも見つめることができました。さらに、私たちが学生であるためか、子供たちも気軽に接してくれたために、子供たちの意見をふんだんに取り入れることができました。よってこの研究は専門家めいてもいなく、独特な視点から公園を見つめることができたので、興味深いものとなったのではないでしょうか。 ディスカッションタイム:13-00-13:30
フィリピンのストリートチルドレンとNGO
代表:水垣慶太(総合政策学部3年)
フィリピンには、「ストリートチルドレン」という、家出をして、路上で生活をしている子供たちが22万人いるといわれていて、社会問題になっています。彼らはたくましく生活をしていますが、その一方ドラッグや売春、窃盗、病気など様々なたくさんの危険もあります。フィリピンにはこうした危険からストリートチルドレンを守り、衣食住を与え、教育し、社会復帰をさせるという活動をしているNGOがあります。私は今年の9月にそういったNGOに実習として参加し、実際に子供たちと生活をし、ストリートチルドレンの実態とそれを支えるNGOの運営を調査しました。ストリートチルドレンとは何か、なぜ発生するのか、どのような生活を送っているのかそして、彼らを受けいているNGOのカリキュラム、経営、人事、問題点などを紹介していきたいと思っています。 ディスカッションタイム:12:30-13:00
Serra's Center for Girls
代表:石川佳世子(総合政策学部3年)
私達(山崎裕子と石川佳世子)は、今年(1999年)の夏に、性的虐待及び売春の犠牲者となった少女を救済しているSerra's Center for GirlsというフィリピンのNGOに3週間研修に行きました。そのセンターは、4人のシスターと3人の女性スタッフがあたたかい愛と絶え間ない努力によって、精神的にも肉体的にも傷をおった少女達の社会復帰を応援しています。私達は、信じられないような残酷な事件の被害者となったにも関わらず、明るくそして前向きに生きている少女達の姿に感動しました。そのセンターでの私達の経験を少しでも多くの人と分かち合いたいです。日本で児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護が話題となっている今、私達のポスターセッションによって皆さんのアジアにおける性的搾取の犠牲者となった子供に対する認識を少しでも変えることができればいいなと思っています。 ディスカッションタイム:13:30-14:00
情報倫理
代表:大谷祐介(総合政策学部3年)
インターネット社会の倫理のあり方について検討する。インターネットが急速に普及・発展している今日においては、情報倫理の重要性を再認識する必要がある。今までのインターネット社会では、公の機関による規格化があまりされずに進められてきている上に、今日のような高度情報化社会においては、技術の著しい発展に法や制度が追いつかないのが現状である。そのため、現在の我々には、情報社会に対しての倫理観が問われていると思われる。さらに、今後の情報教育の導入に際しても、情報倫理の重要性が強調されるべきである。インターネット社会への入り口で、これからのインターネットユーザーに対して情報倫理教育を行うことは、今後のインターネット社会を正しく導く絶好の機会である。このように今、情報倫理について考えることは、非常に重要で意義のあることである。 ディスカッションタイム:12:00-12:30
環境倫理をどうとらえる?
代表:国広創(総合政策学部3年)
環境倫理とはいったいどういうものであるのか。またなぜ必要であるのか。一般に環境倫理といわれても多くの人は漠然としているだろう。そのために私たちは、今までの環境思想を歴史という時間軸からみるとどうであるか、環境問題の原因をどこにおくか、政策に移した時にどの程度の期間を想定しているのか、という三つの観点から評価していくことで、それぞれを相対化していく。そうすることによって、以上の問題に答えるだけでなく、総合政策学部における環境倫理とはいったいどうあるべきか、政策と倫理とはどのような関係であるべきかということまで踏み込みたいと思う。ポスターではその利点を生かし図などを取り入れることによってわかりやすく載せるつもりである。関心を持たれた方は是非足をはこんでいただきたい。 ディスカッションタイム:12:30-13:00
エコビジネスのあり方
代表:見吉友信(総合政策学部3年)
最近環境を守ろうとする動きが活発になってきており、企業は先を競うようにして環境保護の立場をとり始めた。その中で、ボディショップ・トヨタ自動車・大阪ガスの環境優良企業と言われている企業を比較・検討する。ボディショップは化粧品会社でありながら、環境・人権問題・動物実験の廃止など様々な分野で積極的な取り組みをしている。トヨタ自動車・大阪ガスも自社領域で環境対策を行っている。しかし、環境に配慮しない企業は世論からの同意を得られず、生き残れないためにエコ対策を実施している。もちろん環境負荷に対して責任を持つのは当然だという企業倫理からも実施されている。エコ対策は大きく分けて、2つの捕らえ方がある。戦略として、又は企業の主体目的として捕らえる考え方がある。企業は利益追及を目的としているため、環境に負荷を与えざるを得ない。いったいNPOではない企業はどの程度まで環境に配慮できるのだろうか? ディスカッションタイム:13:00-13:30
垂水区の歴史と発展
代表:森西啓太(総合政策学部3年)
垂水区の歴史を見てみると、戦前の垂水は文明開化の波によってまず1888年に垂水駅が完成した。一年後には垂水村ができる。1916年には舞子に六角堂(後に孫文が訪れた)が建てられて、この時期は舞子は金持ちの集まるリゾート地になった。 戦後になって、1946年垂水村は須磨区から独立して垂水区が生まれた。垂水区は戦争によって大きな被害を受けなかったため多くの人々が垂水区に移り住んだ。1960年ごろから多くの団地建設によって急激な人口増加を遂げた。昭和40年ごろより五色塚古墳の復興をはじめとして大きな発展を遂げてきた。 そして明石海峡大橋の完成を筆頭として垂水区は今大きくさらに発展を遂げようとしている。多くのリゾート施設や観光地の建設によって垂水区はどう変わろうとしているのかということを考えてみたい。またメディアによって作られる垂水区のイメージと現実についても考えてみたい。 ディスカッションタイム:12:00-12:30
用者のための公園デザイン
----post construction analysis----- 代表:河目浩樹(総合政策学部3年)
都市における公園の価値を考える際、様々な評価指標が考えられるが、今回我々は人々が集い、憩う、という「直接利用」に焦点を当て、三田における総合公園のデザインを多角的に評価する。限られた公共スペースにおいて、多様な公園の諸機能とのバランスを保ちつつ、「利用価値」を最大限に高めるにはどうすれば良いのか。どのようにデザインされた空間に人々は惹きつけられるのか。空間デザインは様々なレベルで人間の行動に影響を与えるという仮定の下、観察調査・インタビュー調査から読み取った、現実の「利用者と空間デザインの関係性」を研究の軸として、「空間」「緑」「立地条件」という3つの切り口から理想的な公園デザインのガイドラインを提示する。 ディスカッションタイム:12:30-13:00
ボランティアのあり方を考える
代表:小杉崇浩(総合政策学部4年)
1995年の阪神・淡路大震災では、震災後2年間で延べ150万人を越えるボランティアが活躍し、その年はボランティア元年と呼ばれた。兵庫県では、平成10年に県民ボランタリー活動の促進等に関する条例を定め、現在、県民ボランタリー活動の促進のための施策の推進に関する基本方針を策定中である。また、来年度開始の介護保険でも、認定漏れの人の支えにボランティアが期待されている。このように、近年、急速にその重要性が注目されているボランティア活動だが、その認識は市民の共通のものとなっているだろうか。私は、自己の経験を踏まえ、ボランティアとは何か、そのあり方を探ってみようと思う。 ディスカッションタイム:13:30-14:00
高齢者をとりまく家族形態の移り変わり
代表:今泉直子(総合政策学部4年)
【キーワード】 家制度、三世代同居、隠居、伝統的家族観、核家族、高度経済成長、近代的家族観、高齢者の役割、などこれからの高齢化社会をよりよく理解するために、高齢者をとりまく家族形態の移り変わりを、歴史・文化・制度・社会的側面から見ていく。高齢者の住まい方は一般的に「同居から別居へ」と変化していったと言われる。そこで、その変化を知るために、戦前多かった三世代同居を支えていた要因と、またそれを核家族化と同居の減少に導いた要因を明らかにする。家制度が国の政策として、また人々の意識として強く根付いていた時代には、三世代同居はごく自然なこと であった。その後、戦後の新民法によって家制度は廃止され、高度経済成長などの社会的要因とあいまって、 三世代同居の割合は減り、夫婦と未婚の子供のみで形成される核家族が増え、人々の家族観も変化した。この一連の変化が高齢者に与えた影響についても考える。 ディスカッションタイム:12:00-12:30
介護保険実施における自治体の対応 featuring 広域連合
代表:杉村篤彦(総合政策学部3年)
介護を必要とする状態となっても、自立した生活ができるように、高齢者の生活を社会全体で支える「介護保険制度」が2000年4月1日より施行される。介護を必要とするヒトは、福祉サービスや医療サービスを総合的、一体的に受けられるようになる。この制度によって、福祉と医療に分かれている介護関連の制度を再編成し、利用しやすく、公平で効率的な社会支援システムの実現を目指すことがねらいである。しかし、財政基盤が小さく、高齢化が特に進んでいる過疎の自治体ではこれは大きな負担であり、サービスの提供に不安がある。よって、広域連合を形成し、事業に取り組もうとする自治体がでてきた。一方で単独で運営することを決定した自治体もあり、様様な対応がなされている。そこで、我々は、広域連合に参加する町、しない町としてそれぞれ行政はどのような考えを持って取り組んでいくのかを調査した。 ディスカッションタイム:12:30-13:00
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